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ラグビー ニュース 2025年6月4日

【ハイライト動画あり】 明治大学、ディフェンスを修正し、東海大学に完封勝利。ラグビー関東大学春季交流大会

ラグビーレポート by 明大スポーツ新聞部
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視野の広いプレーで攻撃を支えたSH柴田

関東大学春季交流大会、明治大学の2戦目は東海大学との対戦。東海大湘南校舎ラグビー場で多くのファンが見守る中、47-0で完封勝利を収めた。

ラグビー 関東大学春季交流大会2025

試合は前半30分まで拮抗する。ゲームが動いたのは前半31分。東海大のラックに絡みボールを奪うと、SH(スクラムハーフ)柴田竜成(営4=秋田工)がすぐさまタップキックでリスタート。ハーフウェーライン手前から、22mラインを越え大きくゲイン。

そして、走り込んだ右WTB(ウイング)阿部煌生(政経2=流経大柏)につながり、最後は右PR(プロップ)佐藤蓮(文2=常翔学園)がトライを決めた。

「(京都産業大学戦の敗戦を踏まえて)ディフェンスは規律をしっかり守ることと、アタックはみんながオプションになるところを改善した」(FL/フランカー楠田知己・政経4=東海大仰星)。

グラウンディングする中川。攻守でチームに貢献

続けて38分、ゴールライン手前で身体を当てて前進する。左PR伊藤潤之助(文4=常翔学園)のオフロードパスから、左FL中川功己(営3=流経大柏)がゴールポスト左にグラウンディング。

「きつい中でもFW(フォワード)がいいスキルを使ってできたのが良かった」(中川)。FWの活躍も光り、14-0で試合を折り返した。

関東大学春季交流大会2025

【ハイライト動画】Aグループ 東海大学 vs. 明治大学

後半も明大の攻撃が続く。8分に敵陣ゴールライン手前でスクラムを組むと、SH柴田が左へ走り込み、相手ディフェンスの間を抜け、今試合2本目のトライを決めた。

「サポートの部分でハードワークできたので良かった」(LO/ロック亀井秋穂・政経3=長崎北陽台)。

28分には、左WTB山村和也(商4=報徳学園)のパスを受け、CTB(センター)大和哲将(政経2=佐賀工)が公式戦初紫紺で初トライを挙げた。

36分には、敵陣22mライン付近で、マイボールラインアウトを成功させると、モールで押し込んでいく。そのまま、HO西野帆平(文4=東福岡)がインゴールまでボールを運び、35-0と点差を広げる。

「セットプレーではモールのスクエアの部分で課題があったが、それを克服できていた」(LO亀井)。

試合終了間際には、ゴールライン手前のスクラムから大和へパスをつなぎ、今試合2本目のトライ。「公式戦初試合で、2トライ取れことはすごくうれしい。プレータイムは短かったが、2トライも取ることができて、後半から入ってきたメンバーとして役割を果たせたと思う」(CTB大和)。

ラグビー関東大学春季交流大会2025

ロスタイムでは、東海大に攻め込まれるもルーキー・SH後藤快斗(政経1=桐蔭学園)がボールを奪い、ハーフウェーラインから快走を見せインゴールへ。

「自分の強みはテンポとキックだと思っているので、次の早明戦に向けて自分の強みを出せて良かった」(後藤)。

最終スコア47-0で東海大を完封し、春季大会の2勝目を挙げた。

リーグ戦強豪校・東海大に勝利した明大。「無失点で抑えられたのは良かったが、前半に東海の強みに付き合ってしまったので、自分たちがやると決めたことにフォーカスしていきたい」(FL楠田)。

ラグビー 関東大学春季交流大会2025

次戦は早稲田大学との春の早明戦が待っている。現時点の実力を試す好敵手だ。「早明戦はさらに強度が上がると思うので、今日出た反省をしっかり改善して、1点でも多く勝ちたい」(SO/スタンドオフ萩井耀司・商2=桐蔭学園)。

岐阜の地で『完遂』に向けた、さらなる一歩を踏み出したい。

文:岩本文乃/写真:晴山赳生(明大スポーツ新聞部)

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明大スポーツ新聞部

1953年(昭和28年)創部。現在明治大学において唯一の学生新聞部。明治大学体育会43部の競技成績や、学内外の話題を幅広く紙面・WEBサイト上にて掲載、発信。 現在の部員数は56名。

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